ジオロックウォールダイク型は、特殊繊維で補強した土の擁壁により落石やガケ崩れを防護する工法です。
土構造物特有の柔構造性により効率よく衝撃を吸収し落石やガケ崩れを確実に受け止める、極めて信頼性の高い防護工法です。
支持地盤に衝撃力を伝えないため、構築地盤に特別な処理が必要ありません。
そのため、様々な立地条件での設置が可能です。
壁面の緑化が可能であり周囲の景観に調和します。
他の工法と比較してもエネルギー吸収レベルでは格段に経済的です。
ジオロックウォールダイク型は、受撃体、伝達体、抵抗体の3種類の組み合わせにより、対応する衝撃エネルギーに応じて、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3タイプがあります。この3つのタイプを適用することにより、小規模から大規模までの落石エネルギーに対応が可能です。
小規模の落石エネルギーに対応可能なタイプ
・抵抗体で構成
・落石エネルギーの目安=500kj程度まで
<設置例>
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中規模の落石エネルギーに対応可能なタイプ
・抵抗体と受撃体で構成
・落石エネルギーの目安=1500kj程度まで
<設置例>
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大規模の落石エネルギーに対応可能なタイプ
・抵抗体と伝導体と受撃体で構成
・落石エネルギーの目安=5500kj程度まで
<設置例>
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